メタバースプラットフォームのロビー空間デザインーⅠ

現代的な美術館をモチーフにしたロビー空間
VR美術館・アートギャラリー

メタバースプラットフォームの研究開発プロジェクトにおける、ロビー空間の制作事例。プラットフォームにログインすると、まずこのロビー空間に降り立ち、ここから展示されている各コンテンツへアクセスできるようになっています。


展示コンテンツのテーマがアート作品であったため、現代的な美術館をイメージさせるロビーに仕上げました。制作にあたった2020年から2021年は、コロナ禍のピークであり、美術館や博物館のバーチャル体験にも期待が集まりました。様々なVRプラットフォームでバーチャルギャラリーのイベントが立ち上がりましたが、多くは空間の洗練性に重きを置いてきたとはいえません。そこで、私たちは、実世界の美術鑑賞の際に感じる「洗練された気持ちが生まれる空間」を目標に掲げて制作に取り組んできました。


VRアートギャラリー

― 現実と空想のあいだ

空間は、実世界にありそうで、実際の物理法則ではありえない構造をしています。実世界でなじみのある空間にしてしまうとバーチャルならではの面白味がなくなる一方、現実からかけ離れたサイバー空間になってしまっても、脳内の前提条件が書き換えられ、逆に新鮮味が失われることがあります。「現実にありそうでない境界線を探る」ことも、掲げたデザインテーマのひとつです。


VR用のロボットCG Unity/Unreal Engine

― 演出効果やデザインの実験

制作では、最終的に実装しなくても、過程で様々な表現的な研究を行います。通常の受託制作では、スケジュールや予算との兼合いから、試行錯誤する余裕は多くは残されていません。本プロジェクトでは、ひとつのデザインに複数のCGを出しながら実装したり、様々なシェーダーやエフェクトを次々にテストしながら演出実験を行うといった取組みも積極的に行いました。



 
Production 
2021

Client 
TOPPAN Inc.

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